脳漿炸裂ガール

脳漿炸裂ガール
(2015/07/25)
監督:アベユーイチ
原作:吉田恵里香
音楽:れるりり Tatsuya
出演:柏木ひなた(私立恵比寿中学)、竹富聖花、上白石萌歌
時間:77分
★★☆☆☆
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映画『脳漿炸裂ガール』は、れるりりによる大ヒットした楽曲『脳漿炸裂ガール』を文章化した吉田恵里香作による小説の映画実写化作品。

私立恵比寿中学の柏木ひなたと女優・竹富聖花のダブル主演のお嬢様学校を舞台にした理不尽なデスゲーム作品で、ニコニコ生放送で有料オンライン上映された。

れるりり:ボーカロイドでオリジナルの楽曲を発表している音楽家、プロデューサー。

吉田恵里香:構成作家、脚本家。映画『ヒロイン失格』や、テレビアニメ『TIGER & BUNNY』の脚本を務める。



あらすじ

憧れていた聖アルテミス女学院に入学した市位ハナ(柏木ひなた)だったが、中流の出の自分と比べてクラスメートはお金持ちのお嬢様ばかり、学校では孤立し、プライベートでも女子高生らしい華やかなことなど何もなかった。

ある日の帰りのホームルーム、その日は2週間の教育実習が終了する日で、2人の実習生は感謝と別れの言葉を述べ、その日のホームルームは終わる。その後は、実習生が若い男だったため、女子高生たちは彼らを囲み、別れを惜しむように会話をしたり写真を撮ったりしていた。

それをぼーっと見ていたハナだったが、1人の実習生に「早く帰れ」と言われ、「なんで私だけ…」と思いながら、ハナは学校を出るのだった。

学校を出たハナは、母親からの電話で、もう一つの携帯を学校に忘れていたことに気づく。急いで学校に戻り携帯を確認するハナ。そのときハナは、遠くからの女性の叫び声を聞く。

おそるおそる教室から廊下を確認し、声のした方へ向かったハナは、階段を転げ落ちてくる女子学生に出くわす。
大丈夫?けがしてるの?
と声をかけたその時、銃声と共に女子学生は吹っ飛び、さらに階段を転げ落ちていくのだった…。


感想

デスゲームと記述したものの、トリック部やサスペンス・ミステリー要素は、何故かダンサンブルな楽曲をバックに早送りで描かれるだけで、むしろ主役の2人である柏木ひなたと竹富聖花を写すことに特化したような仕上がりになっている。

柏木ひなたも竹富聖花もよく知らないので、中途半端なアイドルを寄せ集めて、そんな女子たちがきゃっきゃっしたり、殺されたりしているのを写して何がおもしろいのかと思いました。
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